「交感神経と副交感神経」

balance 300x225 - 交感神経と副交感神経自律神経には交感神経と副交感神経があります。

副交感神経は、体を緊張から解きほぐし、リラックスしている時、寝ている時に働く神経で、瞳孔は収縮し、脈拍、血圧は下降して、呼吸は減少し、血管が拡張、胃腸の働きは活発になります。同じように車でいうとブレーキのようなものです。

反対に交感神経は昼間、活動的なときに活躍する神経です。体を動かしたり、寒さや暑さなどの刺激や精神的な刺激、危険を感じたとき、興奮したとき、緊張したとき、悩みや不安をかかえているときに働く神経で、瞳孔は拡大し、心臓の拍動は速くなり、血管は収縮して血圧を上げ、胃腸の働きは抑制されます。車でいうとアクセルの役割です。

 

交感神経を優位にするものは何でしょう。

〇休みがなく働き過ぎ

〇夜遅くまで起きている

〇タバコ、激辛な刺激物、ユンケル等の滋養強壮剤

〇早食い、過度な肉食、精製塩

〇寒さ

〇消炎鎮痛剤等の薬

〇悩み、心配事、不安などからくるストレス

などがあげられます。

私たちは日々なんらかのストレスをうけていますが、ストレスが積み重なるとだんだん交感神経ばかりが優位になり、副交感神経が働かなくなり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

身体には、ある事を継続し続けると、「その状態を覚える、慣れる」という学習能力が備わっています。

何らかのストレスをずっと受けつづけると身体が緊張していき、その状態が長引けば、ずっと緊張しっぱなし(継続的な交感神経優位状態)になります。

この緊張が継続されると、筋肉の緊張や血管収縮による血流悪化、身体上に筋肉のコリや張りが生じ、内臓の働きにも影響を及ぼします。

また副交感神経が働かず、体の修復・回復が追いつかない為に、疲労感が残る、寝ても疲れがとれないなどの症状がでます。

 

どちらがいいというわけではなく、本来は交感神経と副交感神経という二つの相反する神経がシーソーのようにバランス良く働くことが大事です。よく笑う、リラックスしてお風呂に入る、適度な運動をする、朝太陽をしっかり浴びる、寝る前にテレビや携帯など強い光を見ないように気をつけてみてください。