肩コリ首コリ腰のコリ

回復力

普段、ある動作や姿勢をしていて、「背中が凝った」「肩が凝った」「首が凝った」「腰が凝った」とよくいいますが、、凝りというのはどうやって起こるのでしょう?

 

運動や同じ姿勢の動作などをずっと続ける ⇒ 筋肉が柔軟性を失って硬くなる ⇒ 筋肉の中に疲労物質、老廃物が蓄積される ⇒ 血液循環が悪くなる ⇒ 細胞に酸素や栄養がいきわたらなくなる ⇒ 筋肉が柔軟性を失って硬くなる

といった悪循環をくりかえすと、身体がその状態を学習してしまい、筋肉が緩みにくくなってしまいます。

結局のところ下記の点に気をつけなければ、整体やマッサージで筋肉をゆるめたとしても、また筋肉が凝ってほぐさないといけないという、繰り返しになり根本解決とはなりません。

 

コリの原因として考えられるもの

①姿勢

ホームページでも述べていますが、ゆがんだり偏った姿勢は支えるのに一部の筋肉だけに負担がかかり、長時間同じ姿勢をしていると、筋肉がかたまってしまいます。

②運動不足

運動不足だと、筋肉が使われないので代謝も低下し、当然リンパや血流は悪くなります。

③ストレス

ストレスをうけると交感神経が優位になり身体が緊張しやすくなります。精神的なものは身体と密接に関係しています。

④脳の学習

①のような、仕事で長時間、ずっと同じ姿勢(肩を持ち上げていたり、丸まっていたり等)をずっと続けて習慣化されると、その悪い姿勢の状態を脳が記憶して、それがいつもの状態と認識し維持し続けてしまうのです。

ずっと丸めていたカレンダーをイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、日頃の姿勢が悪いクセのままであったり、長年痛みを我慢しているほど、整体やマッサージなどで筋肉を緩めても、元に戻りやすい傾向が強いです。

 

 

改善する為には、長時間同じ姿勢をしないこと。そして普段から自分の姿勢に気をつけることで、無理なく負担のかからない状態というものを、身体に覚えさせていくことが大切です。

その他に普段から身体のつかい方に注意をむけ、ゆらし体操を行う、疲労、ストレスをためないなどの生活習慣も大切になります。

私達は器具をつけて矯正したり、つきっきりで指導することはできませんが、アドバイスやお手伝いは最大限させていただきますので、循環を滞らせないよう、いい状態を定着させて、一緒に痛みを改善させていきましょう。  

膝の炎症
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