うさぎ跳びの弊害

昔の常識は今の非常識といいます。
 
運動中の水分補給と同じように、足腰を鍛える名目で、うさぎ跳びを行っているところは今は少ないと思いますが、昔は体育や部活で自分もよくやらされたものです。
 
以下に、うさぎ跳びの弊害が書いてありました。
 
姿勢に無理がある(股関節、膝関節を常時深く曲げたままで、飛び上がる動作としては非常に不自然である)。このため、特に膝関節に危険な方向の加重が加わる。
大腿四頭筋の他、下肢末端近辺の細かい筋肉に硬直的緊張を強いる。その結果、柔軟性の低下を招く。
股関節や膝関節の伸展がないため、運動能力に支配的な筋群を鍛えられない。
下腿を重点的に鍛えるという発想自体が前時代的な誤解に基づく物である。(同じ労力をかけるならば大腿や股関節の筋群を鍛えた方が運動能力、動き作りの両面で有効である。)
また、この運動はアキレス腱を鍛える効果があると信じられていたようだが、この種のエクササイズで腱を強化する事は不可能である。
 
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋
 
鍛えるトレーニングをしているつもりで、一生懸命練習したのに、実は股関節や膝関節をこわしていたというのはナンセンスですね。
 
下半身強化であれば、四股やスクワットをおすすめします
 
 

日本の伝統文化の相撲でみられる動作 「四股」

 

四股はお相撲さんだけのトレーニングではありません。テレビではダイエット効果の面で放映されていましたが、四股はそれだけではなく、ダンベルやマシンを使わない自重でできるトレーニングでもあり、筋力を高める全身運動として、とても効果的です。

 

また四股は下半身だけではなく、股関節を中心に背筋や腹筋、インナーマッスルも使いますので体幹力そしてバランスのとれた身体づくりにもなります。

 

さらに上半身と下半身を連動させる股関節がストレッチされ、柔軟性がまし、周辺のリンパ節が刺激され、全身の代謝の促進や、股関節痛や腰痛の解消にもつながります。

 

家でできて、お金がかからない簡単な運動、四股。スポーツを行っている子供はいいトレーニングであり、若者から高齢者まで全員にお勧めです。

 

最初は不安定であったり、身体がかたくて、脚をあげることは難しければ、膝を開脚して腰を落とす、腰割りの姿勢から行ってみてください