痛み軽減の秘策は貧乏ゆすり!?

健康番組の「ためしてガッテン」が

「40代から特にキケン!とれない足腰ヒザ痛の真犯人」という題で「股関節」について放送していた内容です。

そこでは、意外な治療法で成果をあげた病院を紹介していて、何の運動を行っているかというと・・・

 

「貧乏ゆすり(ジグリング)」なんです。

 

股関節周辺の筋肉をゆるめた状態で、継続的に動かすと、血流がよくなり痛みが軽減します。

細かくゆらすことで、栄養が供給されやすくなり、結果的に繊維軟骨が再生されて骨の表面が覆われ、関節がスムーズに動くようになると考えられています。

マウスの実験では、実際に軟骨が再生することが確かめられています。

 

実際に軟骨が再生するのに、どれくらいかかるのかはわかりませんが・・・・

 

貧乏ゆすり(ジグリング)の効果としては

変形性膝関節症、股関節症の関節間の開大や軟骨再生、痛みの寛解などがあげられますが、

エビデンスはまだ多くはなく、大阪大学の研究グループでは、軽度の運動刺激は関節軟骨の修復・再生を促進するとの実験結果を報告しているものの今なお研究が続けられています。

 

ゆらし療法的には、貧乏ゆすり(ジグリング)をしながら、股関節に触れて動かすと筋肉の緊張がもっととれ効果的です。

 

膝痛、腰痛は身体のつながりから、股関節に原因があることが、症例的に多いです。また軟骨のすり減りが股関節の痛みの原因と言われますが、筋肉の過緊張が原因ですので、すり減り=痛みと考えないようにしてください。

貧乏ゆすりとゆらし療法は違いますが、筋肉の張りや硬さを緩めることで、痛みを軽減させるというのは同じです。

 

えがお療法院やすらぎでは、自宅で行う運動もお伝えしているので、痛みでお困りの方はぜひご相談ください。