膝痛にテニスボールをはさむ

テニスボール

以前テレビや雑誌で、さかいクリニック院長のさかい先生が簡易的に膝痛を自分で治す方法として、「膝にテニスボールをはさむ」というのがとりあげられていました。

内容を見ると、関節包内矯正と言って関節と関節の間を拡げて、ひっかかりをとり関節を動きやすくするというものです。

ゆらし療法でも同様な考えで、テニスボールではないですが、腕をいれて関節の空間を拡げるという手技行なっております。

理論的にもわかりやすく、膝痛を回復させるのにはいい体操だと思います。筋肉がある程度緩んだ状態で行うとさらに効果的ですので、お風呂あがりにおすすめします。

ただこれも自分で行う時には注意することがあります。

膝のアライメント(骨、関節の並び)によっては悪化する場合もあります(仰臥位で大腿骨より脛骨が下がっている人はいい)

以前のブログ「筋肉の特性」の②で書きましたが、痛みを感じると筋肉はかたくなります。治る為にいいからといって、膝が痛いのを我慢して、無理して行うとかえって逆効果になってしまいます。これは、ある程度テニスボールを挟めるところまで、膝を曲げることができる人が行っていい体操です。

そこまで膝を曲げれない方は、また別の自分でできる体操も、指導しておりますのでご相談ください。