膝痛で、注射を打ち過ぎると痛みが悪化する

膝痛で病院へ行くと、痛みどめやヒアルロン酸注射を打たれたり、水がたまっている場合は、水を抜くために針を膝の周りに刺しますね。

実は注射の中身ではなく、針を身体に刺すということ自体が、弊害を生むことがあります。

一度や二度であれば、注射を打っても問題はないと思いますが、頻回に注射を打っていると、筋拘縮症とまではいかないまでも、痛みが悪化する可能性があります。

*筋拘縮症(注射自体の物理的刺激と薬剤の持つ化学的刺激によって筋肉組織が壊死し、その修復過程において瘢痕が生じることがあり、これが拘縮を引き起こすこと。)

「針を刺す」ことは、皮膚や筋肉の細胞を壊したり傷つけます。身体の防衛反応により、その刺激に対して自分の身体を守るために、筋肉が緊張し筋硬結を生みます。

痛みをなくす為に行っていることなのに、何度も同じ部位に注射を打つことは筋硬結をうむこともあるので、膝の痛みがなかなか回復しない方は、一度疑ってみてください。

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