以前NHKためしてガッテンで、膝痛(変形性膝関節症)について放送していた内容です。
テレビタイトルは「撲滅!しつこいひざ痛 これが革新ワザ3連発!」でした。
膝痛に対して3つの痛み解決法を番組では紹介していました。
①靴下を履いて行う、足のスライド運動
②お皿ストレッチ
③高位脛骨骨切り術
③の手術以外は、普段の生活の中で簡単に行うことができる運動です。
①の靴下を履いて行う、足のスライド運動
痛くない範囲で動かすことで、筋肉の癒着を防止し、動きをよくする為の運動です。
イスに浅く腰かけ、足を床の上でスライドさせます(滑りやすいよう靴下を履いてフローリングで行う方が良い。)
片足を床につけたままゆっくり前後にスライドさせます。(一往復6秒ぐらい)反対の足も同じ様に動かします。
つま先やかかとは、床につけても浮かしてもどちらでもいい。
寝ながらやる場合は、上向きで立てひざになり、同じようにゆっくり動かします。
(10往復×3set 朝と夕方の2回)
②お皿ストレッチ
番組では、ひざのコリ?と表現されていました。
膝のお皿は膝の前面を保護する以外にも、
膝を伸ばす時に、膝の皿がてこのように力を伝えやすくしたり、骨同士が直接こすれにくくしたりすることで、
立ち上がりや歩行、階段の上がりなどの動作がスムーズになります。
そのような「膝の盾」であり「てこの支点」であり「滑りをよくする潤滑剤」みたいな存在の、
膝蓋骨の動きが悪くなってしまっているので、動きを良くしましょう!ということです。
床に足を伸ばして座り、上下左右斜めに5秒ずつお皿をすべらせて、周りの筋肉や靭帯をストレッチする。
(1回3分、朝晩の2回)
ゆらし整体師の私も、膝痛、変形性膝関節症の体操として、この2つの運動はおススメです!
自己体操として、ぜひ家でやってみてください!
ただ膝痛といっても膝の内側が痛い人、前側、裏側が痛い人など人によって痛む場所が違うので、あくまでも万人向けとして考えてください。
(本来はその人の痛む箇所にあわせた、オーダーメイドの運動をすることが一番です)