名医とつながる たけしのみんなの家庭の医学 膝痛

 

TV放送「名医とつながる たけしのみんなの家庭の医学」で「膝痛」を特集していました。

皆さんは観られたでしょうか?

TVの内容の結論からお伝えすると、太ももまわりの筋力トレーニングを行うことで、股関節を守り、膝の痛み改善をはかりましょうというものです。

膝の痛みを訴える人を整形外科の先生が診断したところ、膝痛を抱える8名のうち、6名は膝の軟骨がすり減っていて、残りの2名は膝の軟骨に全く問題がありませんでした。膝に異常がないのに痛みがあるというのは、筋肉に原因があるという当HPの「膝痛の原因とゆらし療法」の説明でお伝えしていることです。

TVでは、膝痛の原因を太ももの骨のねじれで股関節に負担がかかり関連痛として膝の痛みが出ていると、説明していました。

その痛みをとる筋力トレーニングは、股関節を支える3方向を強化する方法でした。具体的に言うと、太ももの前の大腿四頭筋、横の中殿筋、後ろの大殿筋です。(筋肉を鍛えることで痛みは防げると言われていたのですが、筋力アップはしていたものの、膝の痛みは良化したのかは結局放送されていませんでした。)

 

補足するのであればその太ももをねじらせているのは、小殿筋や大腿筋膜張筋という筋肉なので、そこをストレッチするなどして緩めるほうがいいかと私は思います。(またすべてがこの原因とは限りません。)

TVですから仕方ないのですが、筋トレをするのもその人のバランスを見極めて、判断しないと一概には言えません。

 

追記

別の「膝痛」の回では、最新の研究で軟骨のすり減りを加速させる新原因があるということでした。

その原因とは・・・

「筋肉のこり」です。

当院が常日頃からお伝えしている「筋肉の過緊張」が、実は膝の痛みを引き起こしているのです。

筋肉の過緊張をとり筋バランスを整え、動かすことで、膝の関節運動がスムーズになり痛みがなくなります。

番組で紹介していた、膝のお皿のストレッチは、もちろん効果はありますが、膝まわりの「筋肉のこり」を全て解消できるわけではありません。

 

板橋えがお療法院やすらぎでは、お皿まわり以外の筋肉のこりも、手技のみで解消し、膝の痛みの改善をしていきますので、お困りの方はぜひご来院ください。お皿のストレッチ以外の、ご自宅で行っていただける体操もお伝えいたします。