膝の水

膝の水がたまるというのは、膝の関節液が異常に増えた状態の事をいいます。

膝の関節内には粘性のある関節液があり、膝にかかる衝撃を和らげるクッションのような役目を果たしています。

元々膝には少量の関節液が循環しているのですが、膝に異常な負担がかかった時等に、膝の軟骨や骨、筋組織等が擦れたり、潰れたりする事で、炎症が起こり、水(関節液)が溜まるとされています。

整形外科での治療は、注射で溜まっている水(関節液)を抜きます。

ただ膝の水を抜く方法は、対処療法となるので、水を抜いた後、数日間はいいかもしれませんが、原因を良くしたわけではないので、また水は溜まってしまう可能性があります。

本当に膝がパンパンに腫れて、痛みひどい時は一時的に抜いた方が楽になりますが、膝の水がたまるのは、一種の身体の防衛反応なので、むやみに水を抜くのはおすすめしません。

膝に水が溜まり膝痛になる理由として、膝周辺の筋肉が疲労すると筋肉が緊張して硬くなります。 それにより、膝のアライメント(骨の配列)がくずれ、負担に耐え切れなくなって、骨や半月板に負担が掛かって、擦れたり潰れた状態になります。すると関節液が正常に循環出来なくなり、膝に水が溜まるものと考えています。

 

ゆらし療法では、膝周りの筋バランスを整えて膝関節の動きを正常にしていくので、徐々に膝の水がたまらなくなっていきます。