足がむくむ、セルライトが気になる……。女性にとって足の悩み。とりあえずマッサージしてませんか?
単にグリグリと揉めばいいというものではありません。自分で行う場合は”気をつけないといけないポイント”があるのです!
■ふくらはぎに強いマッサージはNG!
ヒール疲れやむくみが最も気になる場所、ふくらはぎ。
外出先でも自分でマッサージしている女性の姿もチラホラ見かけます。
しかし、ふくらはぎは自分でマッサージをする場合はとても危険な場所だということをご存知ですか?
ふくらはぎが、むくむ原因はリンパの流れが滞っていることにあります。
だからこそ、リンパを流すマッサージは、ふくらはぎをスッキリ細く見せるためにとても重要なのですが、力加減次第では逆効果にも。
強く力を入れすぎてしまうと、皮膚のすぐ下にあるリンパの流れを逆に止めてしまう原因にも。
リンパの滞りは、軽くさすってあげるだけで十分解消されます。
また、どうしても力が入ってしまう方はマッサージオイルなどを使って、滑りを良くする工夫をすることもオススメです。
■太ももはリンパとセルライトを両方意識してマッサージ
ふくらはぎと同じく強すぎる圧力はNGですが、太ももにはセルライトがあります。
セルライトは強くマッサージをして潰すなんて方法を取り入れられている方もいるかもしれませんが、力の入れ具合によっては内出血を引き起こしてしまう場合も。
太ももはリンパの流れと、セルライト撃退の2ポイントをおさえておくことが大切です。
太もも全体を手で包み込み、ひざの上から太ももの付け根に向かって手をそのままスライドさせていきます。
このようにすることで、リンパの流れを左右する太ももの付け根をマッサージしてあげます。
セルライト対策としては、内太もも、外太ももと場所を変えて、同じく優しく流してあげます。
頑張って力を入れてマッサージをした結果、足が細くなるどころか太くなってしまった、なんて悲しすぎます。
ぜひマッサージする際は力の入れ加減を意識してみてください。
アメーバニュースより引用(http://news.ameba.jp/)
いろいろな考え方・方法があるとは思いますが、ゴリゴリする強い押し、揉みは基本的におすすめしません。
ゆらし療法は、押さない揉まない叩かない整体ですが、引用文にも書いてあるようにふくらはぎに限らず、股関節痛や膝痛に対しても効果的なのは、優しくさわった方なのです。
塊肉をやわらかくする時にビール瓶で叩いたりしますが、腱を切り、細胞を潰すことで柔らかくなります。強押しや強揉みは細胞が壊れたり、血管を傷つけて、内出血することもあるので注意が必要です。
強い刺激に対して身体は防衛反応が働き、より筋肉が硬くなってしまいますので、筋肉を緩める時は優しくさわって、優しく撫でてあげましょう。
本に書いてあったから、TVで放送してたから・・・といって必ずしも自分に効果があるとは限りません。本やTVは、どうしても万人向けになってしまうので、個人にあった方法ではありません。
自分でマッサージする時は気をつけて行うようにしてくださいね。
ちなみに、むくみは、下肢の血液、リンパの循環不全によって引き起こされると考えられているので、上記のようにふくらはぎをマッサージするのも一つですが、板橋えがお療法院やすらぎでは、股関節や腹部の筋緊張を緩めることを行います。
股関節、腹部の筋肉?と思われるかもしれませんが、股関節の人工関節置換手術をした時は、下肢がむくむことが多々あります。
股関節や腹部の前側の筋肉(腸腰筋)は、動脈、静脈、リンパ節が流れる近い部位にあり、過緊張になると血管やリンパ節を圧迫するからです。
ですので、鼡径部や横隔膜(内臓でいうと噴門、膵臓、十二指腸付近)の筋緊張を緩めることも、むくみをとる方法の一つとして上げておきます。