最近は、東京マラソンや河川敷でもそうですが、ランニングをする人が増えているなと感じます。
ランニングをしていると、膝痛や腰痛、背中のはり、ふくらはぎや太ももの肉離れ、足底の腱膜炎など、皆さん必ず一度は経験されたことがあるかと思います。
ランニングに限らず、他のスポーツにもいえることですが、痛みの要因として考えられるのは以下の3点です。
①練習のしすぎによるオーバーユースで、身体に筋肉疲労が起きる
ランニングは長時間同じ動きを繰り返すので、腰や膝、足裏などが酷使され、トラブルが起きやすくなります。
②ランニングフォームが悪いなど身体の使い方で、身体の特定部分に負担がかかる
猫背、後傾した腰など、良くないランニングフォームは身体の負担が大きく、推進力も悪く、無駄な力を使います。また弱化している筋をかばうことで、他の箇所に負担がかかり痛める場合もあります。
③練習前後の身体のケアが不十分で、関節や筋肉をうまく使えずに、障害を起こしやすい
ウォーミングアップ不足はパフォーマンスの低下を、クーリングダウンを行わないのは疲労回復低下につながります。
オスグッド、かかと痛、腰痛などスポーツ障害で悩む子をみていると、幼少の頃から専門的にスポーツを行っていて、専門種目による片寄った運動の反復や、オーバートレーニングにより痛みやケガ、故障に苦しんでいる子供達が多いように思います。
少し想像してみてください。例えば、女性の方はお化粧をすれば、普通はその日の夜に化粧を落として顔のケアをすると思います。しかし、そのまま落とさずに、寝てしまう日が続けばどうでしょうか?
肌のコンディションが悪くなり、どんどん荒れていきますよね。
回復とケガ予防の為にはウォーミングアップ以上にクーリングダウンやケアを運動後にはしっかり行うことが大事です。練習と同じくらい、身体のコンディションを整えることに気をつかってほしいものです。
どのようなストレッチ、体操を行ったらいいのかわからない方は、板橋えがお療法院やすらぎまでご相談ください!!