シンスプリントはランニングやジャンプの多いスポーツで発症しやすい症状です。
当院では、膝痛、股関節痛の方に加えて、子供のオスグッドのようにスポーツ障害で来院される方も多いです。
今日は、スポーツ障害の一つである、シンスプリントについてです。
「シンスプリント」はランニングやバスケット、サッカーなどジャンプ系のスポーツで、筋肉が過度に使われ急な発進とブレーキの繰り返しで引っ張られることにより発症しやすいスポーツ障害です。
慢性痛なので「捻挫」や「肉離れ」のように突然発生するものではありません。痛みが軽いうちは休みながらも練習できるのですが、意識しない間に症状が進行して数か月安静にしてもよくならないといった場合があります。
痛みの箇所としては、すねの外側部にでることもありますが、主はふくらはぎの内側で、その箇所を押圧しても痛みがでます。
シンスプリントの痛みが起こる原因としては、
自己回復力を上回る練習量(時間、内容)
硬い路面による衝撃
臀部や大腿部といった身体の使い方が良くない
下肢のアライメント異常(O脚、扁平足、浮き指)
下腿三頭筋や足関節の柔軟性低下
がなどが考えられます。
足のアーチを支える筋肉が弱化し、足の指の筋肉に負担がかかると足首の動きも悪くなってきます。
板橋えがお療法院やすらぎでは、原因となる筋肉の過緊張、下肢のアライメントの修正、足関節の柔軟性なども取り戻して回復に導いていきます。